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池崎氏がACAL会長続投=「サンパウロ市で一番の街に!」=役員半数が新任、新会員獲得へ

宣誓した新役員の皆さん

宣誓した新役員の皆さん

 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は「新役員就任式並びに新年会」を今月5日夜、東洋会館で催した。美用化粧品販売大手「池崎商会」の池崎博文氏(92、熊本)が会長職を続投し、役員の半数近くが新任となる、19―21年新体制が発足した。今期の課題は、減少する会員の新規獲得だ。昨年に名称変更された〝日本人街〟の名のもと、日系人であるかを問わずに新規会員を募り、ともに聖市で一番の街を築いてゆきたい考えだ。
 同日午後8時に式典が開始され、ブラジル国歌斉唱の後、先月28日に逝去した羽藤譲二聖州議、並びに、ブルマジーニョ鉱山ダム決壊事故の犠牲者に対して一分間の黙祷が捧げられた。
 その後、挨拶した網野弥太郎評議員会長は、日本人街として発展してきたリベルダーデの歴史を回顧。広場とメトロに日本名が加えられたことに触れ、「今日のリベルダーデは日本と同義」と強調した。
 一方で「40年前に350~400だった会員は今では半分以下。当会の活動を危うくする憂慮すべき数値」と厳しい現状認識を示し、「先人の努力により命名されたリベルダーデ・ジャポンの名が、今日の役員と未来のACALにより維持、強化されることを期待したい」と話した。
 その後、羽藤ジョルジ聖市議、山下譲二文協評議員会長、西川パウロ聖州議、楠彰在聖首席領事が祝辞を寄せた。
 池崎会長は「(名称変更は)110年を迎えた日系社会への最大の贈り物で、このほど重要なものはない。これは燦然と輝くコロニアの歴史と軌跡を代表するものなのです」と話し、「この名に恥じないよう、我々は団結し、手を共に携えてより一層努力し、新会員を増やし、この地区に根づくいかなる国籍の人々とともに、この街が聖市の模範となるようにしていくことを約束したい」と決意を改めた。


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 本紙の取材に対し、池崎会長は「せっかくメトロ駅の名前を変更してもらったのだから、それに恥じない建物にしなくては」と話し、「ここに着いたら日本に来たと思ってもらえるよう、日本の地下鉄駅構内のモデルを導入し、それに劣らない綺麗なものを作る。滝などを作り、あっと言わせるものができれば」と壮大な腹案を明かした。肥後もっこすで矍鑠としている池崎会長だが、すでに齢92歳。新役員のなかから、池崎会長の意思を継ぐリーダーがそろそろ育って欲しいところか。

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