ミナス・ジェライス州で幽霊候補を介した選挙支援金(公金)の不正受給問題で、マルセロ・アルヴァロ・アントニオ観光相の側近が幽霊候補に選挙支援金の半額を関連企業に払うよう強要するワッツアップのやりとりが同州検察局に提出されていたことがわかった。21日付フォーリャ紙が報じている。アントニオ観光相は選挙当時、社会自由党(PSL)のミナス支部長を務めていた。
この問題は、昨年10月のミナス・ジェライス州知事選に出馬したクレウゼニール・バルボーザ氏が昨年12月18日に、「選挙の際に、自分に当てられた選挙支援金のうち3万レアルを、払い戻すように命令された」と訴えていたことが今月判明したことで明らかになった。