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《ブラジルサッカー》国外移籍、4年間で1000億円超=ヴィニシウス、パケタを売ったフラメンゴが最高益?

18年3月リベルタドーレス杯でプレーするヴィニシウス・ジュニオル(Agencia de Noticias ANDES)

18年3月リベルタドーレス杯でプレーするヴィニシウス・ジュニオル(Agencia de Noticias ANDES)

 ブラジルサッカー連盟(CBF)は、2015、16、17、18年の各年の、ブラジルチーム所属選手たちの国外移籍事情をまとめた表を発表した。
 丸4年で、2900の移籍、レンタル移籍が行われ、選手を国外チームに放出する事で、各チームが得た金額は総額37億レアル(およそ1110億円相当)に上る。
 37億レアル分の取引中、37%は2018年に行われた。18年の一年間だけで、792人のブラジル人選手が国外チームに移籍しており、移籍金やレンタル料の総額は140億レアルに達した。
 18年に最も高額な移籍金が発生したのは、フラメンゴのMFルーカス・パケタのイタリアACミランへの移籍で、移籍金は1億5千万レアル(およそ45億円相当)だった。両チームは18年10月に合意していたが、移籍は今年の1月に入ってからだった。
 各チームがどれだけの利益を手にしたのかの個別情報は発表されていないが、ルーカス・パケタ以外にも、ヴィニシウス・ジュニオルを1億6400万レアル(およそ49億2千万円相当)でスペインのレアル・マドリッドに売却したフラメンゴが最も利益を上げたチームである事は疑いのないところだ。
 ヴィニシウスのレアル・マドリッドへの移籍は、ヴィニシウスがまだ16歳だった2017年5月に合意となったが、国際サッカー連盟が18歳未満の選手の国外移籍を禁じているため、18年の途中までフラメンゴでプレーし、同年7月にレアル・マドリッドに合流した。
 18年は792人のブラジル人選手が外国のチームに移籍したが、その全てが、数十億円が動くようなものだったわけではない。
 むしろ、そうしたケースはごくまれで、600人以上は元の所属チームとの契約期間終了に伴う移籍金ゼロでの移籍か、アマチュア契約というものだった。何らかの金銭が動いたのは171人に過ぎず、その中の62人はレンタル移籍だった。
 また、国外のチームからブラジルのチームに移籍するケースは、毎年600人程度あり、過去3年間の移籍金総額は2億レアル(60億円)だった。(8日付エスタード紙より)

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