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聖州議会=与那嶺氏に最高の名誉功労章=県人会と文化センター統合に尽力

与那嶺さん(撮影・Aldo Shiguti)

与那嶺さん(撮影・Aldo Shiguti)

 「視力を喪失して以来、皆さんが手を引っぱってくれる度に、暗い頁を捲り明るい頁が開かれたような心持になる。友情はかけがえのないものだ」――今月7日、沖縄県人会で催された聖州名誉功労章の授章式で、元県人会長の与那嶺真次氏は感謝の意を表した。

 与那嶺氏は、沖縄県人会会長やジアデマ沖縄文化センター理事長を務め、両組織の統合に尽力。県人会では県費留学生・市町村研修生OB「うりずん会」や青壮年会を創立したほか、沖縄県民間大使、WUBインターナショナル会長等を務め、母県との関係強化に取組んできた。

 名誉功労章は、聖州議会が授与する勲章としては最高位のもので、沖縄県系人では与那嶺氏が初めて。キクドメ・ペドロ元聖州議の尽力により実現し、神谷牛太郎元聖市議が代理授与した。

 式典には、上原定雄ミウトン会長、知花ルイ副会長、カメヤ・パウロ評議員会長ほか、呉屋春美文協会長、与儀昭雄援協会長、大城幸雄アリアンサ日伯文化連盟理事長、太田正高市議ら300人が祝福に駆けつけた。

 蜘蛛膜下出血で倒れ2年前から自宅療養し外出を控えていたウィリアン元連邦下議も出席。長年親交のある与那嶺氏について「沖縄系コミュニティーの名を上げるために奮闘する若い指導者を育て上げ、誰よりも沖縄の伝統を愛し、知悉している」と賞賛。カメヤ評議員会長も「沖縄県民の伝統、ルーツ、精神性を広める伝道者」と称えた。

 与那嶺氏は県人会とセンターの統合に至るまでの経緯を振返り、「天からの助けがあって、軋轢もなく統合を成し遂げられた」と回顧。会長在任中だった12年頃に視力が急速に悪化しながらも、多くの助けを受けてきたことに触れ、「皆さん一人一人が私にとって輝かしい存在」と感極まった様子で声を震わせた。

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