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大統領三男がまた問題発言=コロナは中国の陰謀論語る

 大統領三男のエドゥアルド・ボウソナロ下議がコロナウイルスに関して行ったツイートが中国大使館を怒らせ、外交問題を懸念させるものになっていると、19日付ブラジル国内紙、サイトが報じている。
 エドァウルド氏は18日、コロナウイルスの感染拡大に関して、1986年のソ連(当時)でのチェルノブイリ原子力発電所の事故にたとえ、「あの独裁国家(中国)は何かを隠している」とツイートした。
 この発言は中国側を不快にさせ、在ブラジルの中国大使館が「無責任な発言だ」と批難し、「訪米で、心のウイルス感染でもなさったのでは」と、ボウソナロ大統領の訪米団関係者から多数のコロナウイルス感染者が出ていることを揶揄。さらに「両国の友好関係外交まで侵食しかねない」と返した。
 エドゥアルド氏の発言に関しては、ロドリゴ・マイア下院議長は19日に下院を代表して中国に対して謝罪を行ったほか、アミウトン・モウロン副大統領も「大統領と同じ名前だということで注目されるが、政権担当者たちの見解を代表する発言ではない」と批判した。
 エドゥアルド氏の発言は、父のボウソナロ大統領が、コロナウイルス感染者と接触したことで隔離を命じられたのを無視して、反議会、反最高裁デモを煽った上、デモ当日に参加者と接するなどして、強い批判を浴び続ける最中でのものだった。
 だが、エルネスト・アラウージョ外相はエドゥアルド氏を擁護し、中国大使館の発言を「無礼」とし、撤回を求めた。

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