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 俳誌『朝蔭』472号が2月に刊行された。《白服で波跳ぶ人等リオの浜》(小林恵美子)は大晦日のコパカバーナ海岸か。年越しの花火を楽しんだ後、波間で願をかける姿が詠み込まれている。《舞台にて祝辞ど忘れ初笑い》(有田キヨメ)には、聞かされる側からはクソ真面目な挨拶よりも、そっちの方が良いとの声も。《日本へ年賀状書く四十通》(杉本三千代)からは、今ではEメールで済ませてしまいがちなご時世だが、作者の周りには日本と年賀状のやり取りを習慣がしっかりと残っていることが伺われる作品。《ガタパラの低地に陽炎もえ立ちて》(松田国子)は作者の心象風景か。だとすれば、なにか野望を胸に秘めている様子か。《笑む美女の見飽きし顔の古暦》(秋村蒼一郎)。年開けて新しい美女はもう微笑んでいますか?

 

 

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