ホーム | Free | 大耳小耳

大耳小耳

     ◎

 俳誌『朝蔭』472号が2月に刊行された。《白服で波跳ぶ人等リオの浜》(小林恵美子)は大晦日のコパカバーナ海岸か。年越しの花火を楽しんだ後、波間で願をかける姿が詠み込まれている。《舞台にて祝辞ど忘れ初笑い》(有田キヨメ)には、聞かされる側からはクソ真面目な挨拶よりも、そっちの方が良いとの声も。《日本へ年賀状書く四十通》(杉本三千代)からは、今ではEメールで済ませてしまいがちなご時世だが、作者の周りには日本と年賀状のやり取りを習慣がしっかりと残っていることが伺われる作品。《ガタパラの低地に陽炎もえ立ちて》(松田国子)は作者の心象風景か。だとすれば、なにか野望を胸に秘めている様子か。《笑む美女の見飽きし顔の古暦》(秋村蒼一郎)。年開けて新しい美女はもう微笑んでいますか?

 

 

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 大耳小耳2017年5月20日 大耳小耳  柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)が213号を5月に発行した。《テーメルさん何とかしてよこの不況》(中山哲弥)と大統領に頼む作品を目にした日、皮肉なことにその本人が一番の苦境に立たされていた(詳細2面)。《冷蔵庫前にたたずみはて!なにを》(久保久子)を読んで、「私も、私も […]
  • 大耳小耳2019年7月20日 大耳小耳  「第58回パラナ民族芸能祭」が6月30~7月12日、同州クリチバ市のグアイーラ劇場で開催され、6日にはクリチバ日伯文化援護協会が日本の伝統芸能を披露した。同会評議員を務め、芸能祭では宗教法人「生長の家」コーラス隊で出演し、『銀色の道』『花』を披露した笹谷宏一さん(76、二世) […]
  • 大耳小耳2019年7月19日 大耳小耳  大空不動産(リベルダーデ区グロリア街466番)では先週土曜日、13日未明にコンセントから出火してボヤとなった。すぐに消し止められたが、カベがススで真っ黒になるなど、全面復旧するには1カ月近くかかるのではとの話もある。コンピューターは復旧したので、家賃の支払いや受け取り業務など […]
  • 大耳小耳2019年7月16日 大耳小耳  9日から聖州サンジョゼ・ドス・カンポス市のマルチンス・ペレイラ競技場で開催されている「ワールドラグビーU20トロフィー」で日本代表は、13日にウルグアイと対戦して46―31で勝利を収めた。日本は17日のケニアとの3戦目を残してグループ首位がほぼ決定的となった。21日の最終戦で […]
  • 大耳小耳2019年7月13日 大耳小耳  現在、北海道文化協会の婦人部、はまなす会に所属する女性は25人ほど。鈴木妙子会長によれば「年々高齢化し、外にあまり出られない人もいるので、10人くらいで何とかやっています」と人数不足に悩まされているのだとか。そのような状況下で、何年か前からYOSAKOIソーラン「一心」の若者 […]