21日、リオ州のラヴァ・ジャット作戦により、テメル前大統領(民主運動・MDB)が収賄容疑などで逮捕された。リオのアングラ3発電所の事業契約に伴い、100万レアルを収賄した容疑によるものだ。21日付現地サイトが報じている。
テメル氏は21日朝、サンパウロ市西部ジャルジン・ウニヴェルシダーデの自宅から車で出かけたところで、連邦警察から逮捕通達を受けた。今回の逮捕令状を出したのはリオ連邦地裁第7刑事法廷のマルセロ・ブレッタス判事で、テメル政権で大統領府総務室長官などをつとめたモレイラ・フランコ氏らも逮捕されている。