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《ブラジル》「失業率の計算方法が悪い」と大統領発言=懲りずに批判繰り返す

(Marcello Casal Jr./ Ag, Brasil)

 イスラエル外遊中のブラジル、ボウソナロ大統領は1日、ブラジルのTV局インタビューの中でこれまでの持論を繰り返し、「失業率算出方法はおかしい。現状を反映していない」と語った。2日付ブラジル紙が報じている。

 「地理統計院(IBGE)への敬意は払う。だが、諸外国の方法を安易に真似した失業率の算出方法はおかしい。前にも同じ事を言って批判されたが、関係ない」とボウソナロ大統領は語った。

 「少し景気が良くなったと仮定しよう。これまで求職を諦めていた人も求職を始める。だが、その人たちが職を得られなければ、失業率はアップする。景気が良くなり、求職者が増える前と後では、仕事に就いていない人の実数は変わっていないのに、失業率は上がってしまう。これでは国民の目を欺いているといわれても、しかたないではないか」と語った。大統領はさらに、「国民の銀行口座のデータと、労働特別局の持っているデータをチェックすれば、“だいたいの”失業率は出せる」と語った。

 IBGEは3月29日に、昨年12月から今年2月までの平均失業率が12・4%に上昇し、失業者の実数は89万2千人増の1310万人に増えたと発表した。

 しかし、同じ3月29日に、ボウソナロ大統領は、「正規雇用に限れば、2月は過去5年間で最高の伸び幅。IBGEが出す、正規雇用に限定しない失業率は、昨年12月の結果も含んでいるから、芳しくないのは当然」とも続けた。

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