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 ダッタフォーリャの調査で、大統領就任100日目での支持率が過去の大統領に比べて低いことが明らかになったボウソナロ大統領。こうした支持率の低さは、これに先駆けて行われた他の調査機関の調査でも似た結果が出ていた。だが、大統領本人は意に介さず、「最初の100日間で予定していたことの95%をやることができた」と自信を持って語っている。だが、8日付フォーリャ紙は、「ボウソナロ氏が達成できた公約はわずか3分の1に過ぎない」との評価を下している。国民の反応を見れば、どちらが現状に近いかは明らかか。今後の巻き返しに期待したいところだろうが、果たして?

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 その一方、ボウソナロ氏の起用した軍人閣僚に関しては、国民の60%が好意的な評価を下していることも明らかになった。アミウトン・モウロン副大統領をはじめ、彼ら軍人閣僚が、ボウソナロ大統領の行き過ぎた言動を抑え、冷静な対処を行っているようにも見える。ボウソナロ氏の「グル(師匠)」のオラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏はそんな軍人閣僚たちを批判するコメントを度々行っているが、国民は軍に親近感を覚えているようだ。

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 7日のサッカーのサンパウロ州選手権は、パルメイラスとサンパウロの準決勝第2試合が行われたが、両チームが1ゴールずつ取り消されるなどして、第1戦に引き続く0―0となり、PK戦へ。その結果、5対4でサンパウロが勝利した。同チームの同杯優勝は2005年が最後で、名門4強中、最も優勝から遠ざかっている。序盤の不調を一気に巻き返しての優勝はなるか?

 

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