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 BS朝日「皇室スペシャル」番組が、67年にサンパウロ市内のサンタ・カーザ病院を皇后陛下(当時、皇太子妃殿下)がご訪問された際に、出会われた芹口マリリ百合子さんを探している。芹口さんは当時10歳で小児麻痺を患っていたが、十数回の手術を受けて歩行を回復し、美容師として働けるまでになったという。その間、皇后陛下は大使館などを通じて温かいメッセージを送り続けられ、78年、97年にご来伯された際にも、芹口さんは皇后陛下に拝謁しているという。芹口さんの連絡先を知っている方は、本紙編集部(TEL=95488・2416、Eメール=nikkeyshimbun@gmail.com)まで連絡を。
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 ミナス州のブルマジーニョ鉱山ダム決壊事故により亡くなった犠牲者の追悼と同地の復興を祈願し、ブラジル日本青年会議所が中心となって制作した「ブルマジーニョ折鶴パネル―私たちの風景、お庭を返して」が12~20日まで、国際交流基金図書館(Av. Paulista, 52)で開催されている。これは日系諸団体のボランティアで作られた折鶴をもとに、押花アーティストの今井アリッセさんが作り上げた作品。パネルで利用される押花絵による芸術は、様々な葉や花を使用して美しい自然を描き、同地域の生物多様性の復興をめざし、平和のメッセージを広めることを目的としている。12、20日の午後2時から5時まで、折り紙のワークショップも。なお、開館時間は、平日は午前10時から午後7時半、土曜日は午前9時から午後5時まで。

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