ボルソナロ大統領の鶴の一声でディーゼル油の値上げが6日間凍結された後の17日、ペトロブラスが、当初予定していた5・7%よりは低い、1リットルあたり0・10レアル(4・8%相当)の値上げを行うと発表した。市場はこれに好感を示しているが、トラック業界は値上げが行われることを不満としており、ストの可能性はまだ残っている。18日付現地紙が報じている。
17日、ペトロブラスのロベルト・カステロ・ブランコ総裁は、今回の値上げ率縮小は、「海運の輸送コストが下がり、予定していたほどの値上げをしなくて済んだため」と説明した。