ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》陸軍中佐を銃横流し容疑で逮捕=射撃クラブに陸軍名義の銃5丁

《ブラジル》陸軍中佐を銃横流し容疑で逮捕=射撃クラブに陸軍名義の銃5丁

 リオ州とエスピリトサント州でスポーツ射撃用途の銃の流通管理、監査を担当していたアレッシャンドレ・デ・アウメイダ陸軍中佐が23日、銃を射撃クラブに横流ししていた疑いで逮捕されたと、25日付現地紙サイトが報じた。
 同中佐の逮捕は、陸軍東方軍司令部と陸軍広報センターも確認している。
 陸軍は、一般国民から出されるスポーツ射撃用途での銃の所有許可申請を受け付け、審査している。アルメイダ中佐は、銃の取引や流通、射撃クラブの運営などを監査する他、爆発物販売管理、強化装甲車関連の監査、猟師やスポーツ射撃愛好家、銃コレクターの管理責任者でもあった。
 陸軍のサイトによると、アルメイダ中佐は昨年1月、「スポーツ射撃の選手や愛好家への並外れた支援」があったとして、ブラジル・スポーツ射撃連盟から表彰されている。
 アルメイダ中佐は、リオ州と隣接するエスピリトサント州のセーラという町にある射撃クラブのメンバーや銃の販売店に銃を横流ししていた。
 同件の捜査は昨年12月、ある退役中佐が、予備役に転入する際にアルメイダ中佐が指揮していた流通管理部門に返納した9ミリ口径のピストルがエスピリトサント州の射撃クラブに横流しされているのに気づいた事で始まった。軍関係者は射撃クラブを捜索し、陸軍名義で登録された銃5丁を押収した。
 射撃クラブの共同経営者の一人レオナルド・ロウレイロ氏は、これらの銃を3度に分けて購入したが、アウメイダ氏からは「あるコレクターの所有物だったが、重病となったため、家族が『処分したい』と軍に持ってきたものだ」と説明されていたという。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》11~20年は失われた10年に=コロナ禍が景気後退決定づける2020年6月27日 《ブラジル》11~20年は失われた10年に=コロナ禍が景気後退決定づける  ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が26日、2011~20年のブラジルの経済は、「景気後退の10年間」で、1980年代を超える「失われた10年」となると発表した。  FGVブラジル経済研究所(Ibre)のマルセル・バラシアノ氏の試算によると、国際通貨基金(IMF)が先日発 […]
  • 《ブラジル》確定申告は30日まで=コロナ禍で申告期間延長中2020年6月24日 《ブラジル》確定申告は30日まで=コロナ禍で申告期間延長中  コロナウイルスの感染拡大で経済活動などが止まった事を受け、2019年の所得に関する確定申告期間を今月30日まで延長しており、未申告者は急いで申告するよう国税庁が促している。  確定申告は通常、4月末日までに行わなければならないが、今年はコロナ禍のために申告期間が延長された。 […]
  • 《サンパウロ州》学校の再開は9月8日から=最初は35%の授業参加で2020年6月26日 《サンパウロ州》学校の再開は9月8日から=最初は35%の授業参加で  新型コロナウイルスで休校になっていた学校再開をめぐり、サンパウロ州は9月8日から段階的に再開との計画を、24日に発表した。24日付伯字サイトなどが報じている。  サンパウロ州政府が発表したところによると、授業再開は9月8日から。その頃までには州内のどの地域も、外出規制緩和の […]
  • 《ブラジル》コロナ感染者知っている人は52%=国民の大半が身近に2020年6月4日 《ブラジル》コロナ感染者知っている人は52%=国民の大半が身近に  【既報関連】5月25~26日に行われたダッタフォーリャの世論調査によると、回答者の52%が「コロナウイルスに感染した人を知っている」と答えたと2日付G1サイトが報じた。  2069人への電話アンケートの結果、「コロナウイルスに感染した人を知っている」と答えたのは52%で、「 […]
  • 《サンパウロ》州立大学の後期の講義は全て遠隔=応用部門は来年に繰り越し2020年6月19日 《サンパウロ》州立大学の後期の講義は全て遠隔=応用部門は来年に繰り越し  【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛令が出て以来、学校では通常の授業ができず、休暇の前倒しやオンライン授業で内容や履修時間数を補っている中、サンパウロ州立の大学3校は後期の講義はオンラインのみとする事を決めたと18日付現地紙が報じた。  この決断は、サンパウロ […]