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UFC=パイル・ドライバーでブラジル人新女王誕生=ストロー級のジェッシカ・アンドラーデ

ジェッシカ(左)とナマユナス(12日付エスポルテUOLサイトの記事の一部)

ジェッシカ(左)とナマユナス(12日付エスポルテUOLサイトの記事の一部)

 11日、リオで開催された総合格闘技最大団体「UFC」の大会「UFC―237」の女子ストロー級タイトル・マッチで、ブラジルのジェッシカ・アンドラーデ(27)が王者ローズ・ナマユナス(米国)に2ラウンドKO勝ちし、新王者に輝いた。
 この日はジェッシカにとり、2017年5月にヨアナ・イェンジェイチック(ポーランド)に判定で敗れて以来の2度目の世界タイトル挑戦となった。
 第1ラウンドは、攻めるジェッシカに対して、的確なカウンター・パンチで返してくるナマユナスに苦戦。このラウンド終了時点では劣勢に見られていた。
 だが第2ラウンド終了間際、ナマユナスをコーナーに追い詰めたジェッシカは、相手の腕を固めた後、首の力を使って彼女を宙に持ち上げた。
 その後、自身のあだ名(ポルトガル語名で「バチ・エスタカ」)の由来にもなっている必殺技パイル・ドライバーを使って、ジェッシカはナマユナスを頭からリングに落とした。
 そのまま気絶したナマユナスにジェッシカが襲いかかり、数発殴ったところでレフェリー・ストップ。この瞬間、ジェッシカが新しいチャンピオンに決まった。
 ジェッシカは優勝後のインタビューで、「彼がいなければ、いま、私はここには立っていなかった。左官屋と掃除婦の子どもからここまでのし上がった彼こそ、このチャンピオン・ベルトにふさわしい人物よ」と、ジェッシカはセコンドにいたコーチ、ジリアルジ・パラナ氏を称えた。
 ジリアルジ氏は、ジェッシカの郷里パラナ州のパラナ総合格闘技大会(PRTV)のリーダーで、ジェッシカの格闘技人生を二人三脚で支えて来た人物だ。
 これで、現在のUFCでは、バンタム級、フェザー級の2冠王者、アマンダ・ヌーネスに次ぐ2人目のブラジル人の女王となった。
 なお、この試合後、ナマユナスは引退をほのめかしたが、それに対してジェッシカは、13日の朝出演したグローボ局の番組「マイス・ヴォセ」で、「すごくいい選手で引退するには若すぎる」とエールを送った。
 また、同番組でジェッシカは得意技パイル・ドライバーについて、「柔術をやっていた時代に、自分より体の大きな選手にあれを使って失格になったことがあったわ」と語っていた。(13日付エスポルテUOLサイトなどより)

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