ボルソナロ大統領長男のフラヴィオ上議(社会自由党・PSL)と、同上議がリオ州議時代の職員で、金融活動管理審議会(COAF)の指摘で昨年1月から検察の捜査対象となっていたファブリシオ・ケイロス氏、並びに2人の関係者らの銀行口座や金融取引の情報開示を、リオ地裁が4月に了承していたことがわかった。開示対象は過去12年間分の情報で、他の88人の元職員にも影響を及ぼしうるという。14日付現地紙が報じている。
この件は、13日に「オ・グローボ」紙が独占的に報じたものだ。リオ州検察局からの情報開示請求は、COAFが提出した、ケイロス氏の口座で合計120万レアルにも及ぶ不審な金の動きがあったことを指摘する報告書との関連捜査の過程で出されたものだ。