26日、26州と連邦直轄区の約140~160ほどの市で、ボルソナロ大統領を擁護するデモが行われた。当初の予想を上回る人出で、大半は社会保障制度改革に焦点を定めた平和的なデモとなったが、一部では、議会や最高裁の閉鎖を求めたり、ロドリゴ・マイア下院議長を攻撃したりする内容も見られた。27日付現地紙が報じている。
今回のデモは、ジウマ元大統領の罷免要求デモの原動力ともなった「ブラジル自由運動(MBL)」や「ヴェン・プラ・ルア」といった大型団体が参加を見合わせたため、人出が心配されたが、フォーリャ紙によると140市、エスタード紙では156市でデモが開催されたという。