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《ブラジル》ボウソナロ大統領=免停ポイントを2倍に緩和?=道路交通法改正法案を提出

 ボウソナロ大統領は4日、下院に道路交通法修正法案を提出した。その法案では免停までのポイントが従来の20点から40点に大幅に緩和されるなど、交通事故の増加が懸念される内容となっている。5日付現地紙が報じている。
 この修正法案では、免停までのポイントが2倍になるだけでなく、65歳までの運転手は免許の更新期限が5年から10年に延びる(65歳以上は3年から5年)。
 ブラジルでは1997年に、20ポイントで免停とすることを決めた。オーストラリア、イタリア、ドイツといった国ではそれ以下で免停になるなど、むしろ厳しくなっており、交通問題の専門家も「時代に逆行している」と批判している。
 交通局(デトラン)によると、サンパウロ州内には違反点数が19ポイント以上の運転手が150万人おり、内71万5469人は、違反点数が40ポイント以上だという。
 ボウソナロ氏は本人や妻のミシェレ氏、三人の息子はいずれも、スピード違反や携帯電話で話しながらの運転などで高ポイントを受けていると既に報じられている。
 同法案はこの他にも、チャイルド・シート着席義務を10歳までから7歳までに短縮(10歳までは後部座席を使用)、トラック運転手への薬物使用経験の有無のテスト非義務化などを定めている。

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