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《ブラジル》国際的ジャーナリストのクロヴィス・ロッシ氏死去 南米中で民主主義に尽力

 ブラジルのみならず、南米、南欧圏でも活躍したジャーナリストのクロヴィス・ロッシ氏が14日未明、心筋梗塞を起こした7日から入院中だった、サンパウロ市のアルベルト・アインシュタイン病院で死去した。76歳だった。14日付現地サイトが報じている。
 1943年にサンパウロ市で生まれ、同市ビシーガ地区で育ったロッシ氏は、63年にカスペル・リベロ大学を卒業すると、そのまま、ジャーナリズムの道に進んだ。
 同氏はフォーリャ紙、ジョルナル・ド・ブラジル紙、エスタード紙などで執筆。エスタード紙では編集長も務め、フォーリャ紙ではコラムなども執筆した。だが、国内での働きと同時に、アルゼンチンのブエノス・アイレスやスペインのマドリッドの新聞にも寄稿するようになる。
 最終的にロッシ氏は5大陸をまたにかけて記事を書くことになるが、独裁国家が民主国家に移行していった70~80年代には、アルゼンチン、ボリビア、チリ、ウルグアイ、パラグアイ、スペイン、ポルトガル、南アフリカなどで民主主義について健筆をふるった。
 ロッシ氏は、国際的なジャーナリストの権威ともいわれる賞の一つ、マリア・ムーア・カボット賞などの受賞者だ。
 また、「ジャーナリズムとは何か」(1980)、「南米の軍国主義」(1990)などの著書もある。

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