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《ブラジル》経済基本金利が年5%に=「まだ切り下げる余地あり」=貯蓄預金などの有利性薄れる

Selic切り下げを受け、不動産向けの融資の返済金利引き下げを発表するCaixaのペドロ・ギマランエス総裁(Wilson Dias/Agência Brasil)

 ブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)が10月30日夜、経済基本金利(Selic)を年5・5%から5%に切り下げる事を決めたと10月30、31日付現地紙、サイトが報じた。
 7月以降、3会議連続で0・5%ポイントずつというSelic切り下げは、経済活動の回復の遅れやインフレが低レベルで推移するとの見通しに基づくものだ。会議後の会見では、12月の会議でさらに0・5%ポイントの切り下げが行われる可能性も示唆された。

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