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■ひとマチ点描■小野田寛郎ポ語伝記を発売=日本祭り会場で60冊限定

来社した皆さん

 「日本祭り会場で販売するので、ぜひ皆さんに宣伝したいと思って!」――軍関係者と関係が深い平崎靖之氏は、本を手に来社し勢い良く語った。
 2016年に伯国陸軍から出版された〝伝説の日本兵〟故・小野田寛郎さん(1922―2014年)のポ語伝記。これを今週末の5、6、7日に開催される「第22回日本祭り」の文協及びサンタクルス病院のブースで購入できる。一冊40レアル。限定60冊。
 小野田さんは、太平洋戦争終結を信じず、フィリピン・ルバング島に30年近く潜伏し闘い続けた。74年にようやく帰還し、翌年には先に移住していた親族を頼って渡伯。マット・グロッソ州で牧場を営んでいた。
 潜伏中の小野田さんは、日本の情勢を掴んでいたが、米国の傀儡政権が日本を支配しており、満州国に亡命政権があると考えていたそう。
 平崎氏と共に来社したブラジル陸軍文化財団のヘデル・ファヤド氏は「小野田氏の生き方はブラジル陸軍軍人の大きな刺激。一人でも多くの人に存在を知ってもらいたい」と語っていた。

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