ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》社会保障制度改革=修正動議を続々と採決=歳出削減効果、徐々に縮小=女性や警察の受給条件緩和=10年9千億レアル削減も危うし

《ブラジル》社会保障制度改革=修正動議を続々と採決=歳出削減効果、徐々に縮小=女性や警察の受給条件緩和=10年9千億レアル削減も危うし

修正動議の審議は11日も日付をまたぐまで行われた(Lula Marques)

 【既報関連】下院が10日の本会議で、社会保障制度改革案の基本文書(texto-base)を賛成379、反対131の大差で承認後、11日からは修正動議(destaque)の審議・採決が始まり、「女性のINSS(国立社会保険院)年金満額受給条件緩和」、「遺族恩給規定の変更」、「警察の受給開始年齢引き下げ」などが承認された、12日付現地各紙が報じている。

 社会保障制度改革の議論は、歳出を削りたい政府と、支持母体の損を抑えたい議員とのせめぎあいに収斂する。

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