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JHで平和週間10、11日=広島や長崎の被爆体験や文化発表

来社した一行

 ブラジル広島文化センター(吉広ロベルト貞夫会長)、ブラジル長崎県人会(川添博会長)は、「平和週間」と題し、原爆写真展や原爆に関する講演、上映会などを10、11両日、サンパウロ市のジャパン・ハウス(Avenida Paulista, 52, Bela Vista 以下JH)で行う。入場無料。
 10日は午後1時から8時まで、11日は午前10時から午後6時まで様々なプログラムが行われる。写真展は2日間終日開催。
 10日午後2時50分からは、被爆者平和協会の被爆体験者らによる被爆証言が行われる。他にも、長崎市と姉妹都市提携を結ぶサンパウロ州サントス市が平和への取り組みを発表したり、紙芝居の上演、両県・市の知事・市長によるメッセージも発表される。
 11日には長崎県の郷土芸能の龍踊りや、盆踊り、郡上踊りなどの日本全国の伝統芸能に加え、健康体操も披露される。
 会場では、被爆者協会が核兵器廃絶の署名も呼びかける。署名は現在世界中で集められており、最終的に国連に届けられることになっている。
 川添さんは「ブラジル人や若者、原爆を知らない人にも来てほしい。原爆を知ること、忘れないことが重要。皆が忘れたらまた悲劇が繰り返されてしまう。多くの方に来てもらい、平和について考えてほしい」と来場を呼びかけた。
 イベントに関する問い合わせは、ポ語であれば広島県人会(電話=11・3207・5476)、日本語は長崎県人会(電話=11・3203・0949)まで。

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