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ロンドンのブラジル大使館に赤ペンキまかれる=アマゾン森林伐採とインディオ迫害に抗議

ブラジル大使館の外壁に赤いペンキを塗りつけている男性(13日付フォーリャ紙電子版の記事の一部)

 地球温暖化対策への有効な政策の欠如に抗議する国際市民団体エクスティンクション・レベリオン(ER)のメンバーが13日、英国ロンドンのブラジル大使館に赤いペンキを投げつける抗議行動を行ったと、同日付のブラジルのニュースサイトが報じている。
 これらの行為の目的は、ブラジル政府によるアマゾン森林伐採の促進と、そこに住むインディオ(先住民)への暴力への抗議だと、同団体は表明している。
 2人の活動家は大使館入り口の屋根によじ登り、さらに別の2人は窓枠によじ登った。
 赤い手形や赤ペンキのしみは、大使館の外壁全体に見られた。他にも、昨年のブラジル大統領選挙時にボウソナロ大統領反対派が使ったスローガン、「ELE NAO」(彼はダメだ)や、英語による「これ以上先住民の血を流させるな」といった文字も書かれた。
 現場には地元警察が急行し、ERのメンバーを逮捕した。活動家たちは、「ブラジル政府による人権侵害への挑戦だ」と語っているという。
 ERによると、今回の行動は、同じ日にブラジリアで行われた、先住民女性による先住民の権利などを求めるアピールの行進と呼応するように計画されたという。
 ERのメンバーが語る通り、12日には先住民の女性300人がブラジリアの国立保健財団ビルを占拠し、連邦政府に対し、先住民への医療政策の見直しを訴えた。
 ERは、ブラジル大使館を標的とした同様の行為をチリ、ポルトガル、フランス、スイス、スペインでも計画していると語っている。
 2月には、ボウソナロ大統領に対する抗議として、ドイツのベルリンにあるブラジル大使館正面にピンクのインクがまかれるという事件も起きている。

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