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「さぁ~始めよう」来月1日=文化ホール完成まであと少し

来社した中平マリコさんたち

 歌手の中平マリコさん(61、大阪府)が、ブラジル日本文化福祉協会ビルの文化ホール設営費用を支援するために行う「第5回さぁ~始めよう」が9月1日午後1~4時まで、聖市リベルダーデ区の文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。入場料は30レアル。
 これまで過去4回の公演で集まった資金は21万レアル。これを合わせて計202万1千レアルが工事に使われた。中島エドアルド文協事務局長によれば、「文化ホールの完成は間近。あと入口とガラスの壁の枠ができれば終わり」と語り、完成までの期間は1年後を見込んでいる。
 当日は、第1回目から参加しているブラジル健康体操協会、花柳金龍会の日本舞踊、大刀ミリアンさんが指揮するコーラス隊などが出演する。
 中平さんは「今年は日本から41万円ほど寄付を集めてきた」と語る。うち10万円は、中平さんが東日本大震災の被災地である福島県いわき市で、婦人連合会に所属する100人の前で日本人移民の話をしたところ寄付されたもの。
 今年で来伯16年目となる中平さんは、「私自身も障害者だが、日系社会を知ったことで救われた。その思いだけで来ている」とコロニアに並々ならぬ感謝を示す。
 しかも移動費、宿泊費など滞在費はほぼ自費だ。「障害者年金、会社経営の資金、活動に賛同してくれる方の寄付などが、不思議なことに毎年100万円ちゃんと貯まる。だからブラジルに来られる」。これまで伯国滞在費も含め、数千万円かけてボランティアを続けてきている。
 西尾ロベルト文協副会長は「皆が入場料を払ってくれてありがたい。文化ホールの場所は昔と比べて大分良くなった」と太鼓判を押す。文協評議員会の上辻照子副会長も「子供たちにもなぜ30レアル支払う必要があるのか説明し、今があるのは先人のお陰だと知ってもらいたい」と語る。
 ブラジル健康体操協会の川添敏江会長は「私達が普段忘れている、先人がいたから伯国で生活できることを考えさせられる場を、中平さんに作ってもらえてありがたい」と感謝を述べる。
 案内で来社した中平さんは「文化ホールが終わったら、文協大講堂の改修資金を集めたいとも考えています。皆で先人の方への感謝を思い出し、協力してださい。もちろん舞台も楽しめますよ!」と来場を呼びかけている。
 チケットは文協事務局で購入できる。問合せは、文協(11・3208・1755)まで。

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