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娘に変装しての脱獄に失敗=移された独房で遺体で発見

変装に使ったシリコン・マスクやかつらとメガネ、右下の写真がバイシーニョ(Montagem sobre foto de Divulgação/Seap)

 自分の娘に変装して脱獄を試みたことで国際的に話題となった脱獄未遂犯が、独房に移された後に、遺体となって発見される事件が発生した。
 件の脱走未遂犯は、クラウヴィーノ・ダ・シウヴァ受刑囚(42)で、「バイシーニョ(チビの意)」という通称を持っていた。麻薬密売の罪で73年10カ月の判決を受け、リオ市西部のジェリシノー複合刑務所のバングー3と呼ばれる棟で服役中だったバイシーニョは3日、面会に訪れた19歳の娘になりかわり、女装して脱獄しようとした。
 バイシーニョは、シリコン・マスクを使って顔がわからないようにした上に、女性用の衣服とロングヘアのかつら、メガネを使って変装した後、娘の身分証明書や訪問者証まで持って、脱獄を試みた。これは、「チビ」の通称通り、体型の小ささを生かした脱獄作戦だったが、刑務所を出ようとしたところで、態度を怪しんだ職員が呼び止め、脱獄を阻止した。
 バイシーニョを別室に連れて行った職員は、メガネとかつらをはぎとった後に、自分で服を脱ぐよう指示。バイシーニョが上着やシャツを脱ぎ、毛のないシリコン・マスクも外して素顔を見せるまでの映像は、ブラジル国内のみならず、世界中で流れ、4日、5日には国際的なニュースにまで発展した。
 刑務所職員はバイシーニョと娘、7人の訪問者を警察に連行。訪問者の中には妊婦もおり、刑務所に入る時も身体検査が免除される妊婦が、メガネやかつら、シリコン・マスクを持ち込むのを手伝ったと見られている。
 バイシーニョはその後、警備がより厳重なバングー1に移されたが、6日朝、死亡しているのが見つかった。バングー1は全て独房であることから、シーツを使って自殺を遂げたものと見られている。(3、6日付G1サイトなどより)

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