26日、サンパウロ市モノレール15号線で新しい駅、ジャルジン・プラナウト駅が開業した。27日付現地紙が報じている。
ジャルジン・プラナウト駅は15号線にとっては通算7駅目となる。同線は18年4月に4駅が開業したことで、より本格的な運営がはじまっていたが、それ以来の新駅となる。
この駅ができても路線の長さは1・1キロに過ぎない。だが、東部のサポペンバ、サンマテウス地区の居住者にとって、今回の新駅の完成は大きかったという。
サポペンバに住む19歳の男子学生は、「これまでは、(それまでの終点だった)ヴィラ・ウニオン駅まで行くのにバスで40分もかかった。新駅開業で、少なくとも20分間、時間が短縮される」と、通学が楽になったことを喜んでいる。
また、母親をヴィラ・プルデンテの医者に連れて行くのに、下手をすると1時間かかっていたという女性も、「今度からは20分で行けるはず」と喜んでいる。
ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は、今年の12月までにさらに三つの新駅、サポペンバ駅、ファゼンダ・ダ・ジュッタ駅、サンマテウス駅を開業させると約束している。
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