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東西南北

 25日午後、ブラジリアの最高裁前で、最高裁の議会調査委員会(CPI)、別名「ラヴァ・トガ」を求めるグループが抗議運動を行った。彼らは親政府派の政治団体「ヴェム・プラ・ルア」の一部だったが、その主張は「最高裁閉鎖」と「軍事介入」を訴える過激なものだった。事態収拾を目的にかけつけた連邦直轄区の軍警から催涙スプレーなどをまかれるなどして、彼らはあえなく退散。参加者は動画などで警察の横暴さを訴えた。だが「威勢よく軍の介入を求めたくせに、軍警の暴力に泣き寝入りするとは」と、ネットで失笑を買っていた。民主主義の範疇を守らない抗議だと、広い共感は難しいということか。
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 25日、サンパウロ州バリーリの野原で、19歳の学生マリアナ・フォルチ・バッザさんの遺体が見つかった。マリアナさんは前日の朝から消息を絶っていた。マリアナさんからの連絡を最後に受けたのは恋人で、マリアナさんは「行きつけのジムの前で車のタイヤ交換をしてもらっている」といっていたが、結局、タイヤ交換を申し出た男性がマリアナさんを殺害していたようだ。容疑者は既に逮捕されたが、過去に強姦罪などの前科があったという。
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 25日、サッカーのスダメリカーナ杯準決勝第2試合で、コリンチャンスは敵地エクアドルでの対CSDインディペンディエンテ戦を2―2で引き分けたが、第1戦の敗戦が響き、無念の脱落となった。また、同日は全国選手権も行われ、サンパウロが本拠地での対ゴイアス戦を0―1で落とし、首位フラメンゴとの勝ち点差が13に広がった。

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