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《ブラジル》社会保障改革=上院の初回採決で「敗北」?=挽回に躍起のゲデス経済相=油田入札が取引のネタに

アルコルンブレ上院議長(左)と、ゲデス経済相(Marcos Brandao/Ag. Senado)

 【既報関連】上院が1~2日、社会保障制度改革を含む憲法改正案(PEC)の基本文書を承認した上、修正動議も大方を否決して、初回採決を終了した。定数81の60%以上というハードルを越えた政府にとっては「勝利」と呼ぶべき結果だが、3日付現地各紙は「敗北」と評した。
 各紙が敗北と表現したのは、PECが上院に持ち込まれた後、憲政委員会(CCJ)での審議から本会議1回目採決までの過程で、歳出削減規模が9300億レアルから8千億レアルへと、1300億レアル縮小したからだ。

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