fbpx
ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》ミナス州マリアナ=鉱滓ダム決壊から4年=市役所の財務状況が改善

《ブラジル》ミナス州マリアナ=鉱滓ダム決壊から4年=市役所の財務状況が改善

ダム決壊事故で破壊されたベント・ロドリゲスの集落(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 2015年11月5日に起きた、ミナス州マリアナ市でのサマルコ社の鉱滓ダム決壊事故から丸4年が経ち、同市市役所が財務状況好転との報告書を初めて出したと4日付現地紙サイトが報じた。
 3900万立方メートルに及ぶ鉱滓流出の爪あとは現在もまだ色濃く残り、賠償責任や刑事責任の追求も続いている。
 鉱滓流出で破壊された集落再建は、市の財政改善要因の一つ。ベント・ロドリゲス、パラカツの2集落の再建作業は、2017年7月~2019年8月に2150万レアルのサービス税(ISS)をもたらした。
 また、ロメウ・ゼマ同州知事と同市の鉱業協会(ANM)が3カ月間交渉した結果、4月に、州税の商品流通サービス税(ICMS)など、還元が遅れていた税金70億レアルを33回分割で払う事で合意が成立。財政改善に役立っている。
 マリアナ市のドゥアルテ・ジュニオル市長は4日、「一時は26%に達していた失業率は11%に低下。事故後は年間6400万レアルの税収減を見たが、現在は状況が改善し、新しい税収はすべて、投資に回せる状況になった」とも語った。
 サマルコ社の親会社Valeとの間で結ばれた、鉱山の操業停止で生じた税収やロイヤルティの減額分の補償合意が破棄された3月は、非常事態を宣言していた事を考えれば大きな改善だ。
 再建・復興のために設置されたレノヴァ財団も7月に、公園再開や乳業関連の組合の復興、経済活動多様化のために1億レアルの経済プラン発表など、復興は徐々に進んでいる。来年からと予想されているサマルコ社の操業再開も、市の財政をより潤すはずだ。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 世界コスプレ・サミット2009=伯本選に愛好者1千人=趣向凝らして14組出場2009年6月25日 世界コスプレ・サミット2009=伯本選に愛好者1千人=趣向凝らして14組出場 ニッケイ新聞 2009年6月25日付け […]
  • 東西南北2004年9月18日 東西南北 9月18日(土) […]
  • サンパウロ州の再植林計画進まず=6カ月でわずか0・67%2015年9月17日 サンパウロ州の再植林計画進まず=6カ月でわずか0・67%  サンパウロ州の水源地周辺の再植林計画の達成率は、発表から6カ月後も0・67%と15日付フォーリャ紙が報じた。 非政府団体のTNCは昨年、大サンパウロ市圏にある貯水池周辺の4464ヘクタール(土地面積の3%に相当)再植林すれば、同地域の貯水率は50%改善できるというデータを発表 […]
  • ロリータ対コスプレ2017年9月5日 ロリータ対コスプレ  日本発の『かわいい』ファッションの若者が集まるミミパーティーが週末に開催された。工夫を凝らした『かわいさ』を身にまとった来場者がたくさんいた。  ロリータ服を着た人が多いのではとの先入観を持って会場に入ったが、コスプレイヤーも半数程度。漠然と、両方とも同じような「なりきる」 […]
  • 東西南北2011年7月19日 東西南北 ニッケイ新聞 2011年7月19日付け […]