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修養団=講師・中山貴生さん来伯=サンパウロ、パラナで講習会開催

来社した桜井会長、中山さん、蓮沼第1副会長

 ブラジル修養団連合会(桜井仁会長)は、日本から中山貴生さん(42、大阪府)=三重県在住=を講師に招き、サンパウロ、パラナ両州の6都市で、子ども向けに心身の成長を目的とした講習会を開催している。中山さんとブラジル支部の桜井会長、蓮沼芙美雄第1副会長が、8日に来社した。
 修養団(本部=東京都)は、東京府師範学校(現東京学芸大学)在学中に学生寮で清掃活動を始めた蓮沼門三氏が、学生らと共に1906年に設立。「愛と汗」を理念に、より豊かな人生と社会全体の幸福実現のために活動を行ってきた。
 講習会は毎年開催。参加する子どもは2泊3日の共同生活を行い、清掃活動や調理などのプログラムを通して、修養団の精神を楽しく学び、善良な人格形成を促す。日本の精神や日本文化の継承のため、毎回日本から講師を招へいしている。
 中山さんは普段三重県伊勢市にある修道団の研修施設で講師を務め、企業や社会人向けの研修、青少年育成活動に従事。「思いやりを持って他人のために行動することで、自分の心も清らかに磨かれ、人間性もより豊かになる。『愛と汗』、『思いやりと実践』ができる人になってほしい」と希望を語った。
 桜井会長(83、二世)は「貴生さんの父・靖雄さんも約40年前に講師として来伯した。貴生さんにも期待している」と笑顔を見せた。
 蓮沼門三氏の甥でもある蓮沼第1副会長(85、二世)も「本場の修養団の精神、そして日本の精神を伝えてほしい」と期待をのぞかせた。
 中山さんは7日に来伯。2月12日まで滞在する。


□関連コラム□大耳小耳

 ブラジル修養団連合会が開催する講習会の講師として来伯した中山貴生さん。修養団が清掃活動から始まったことに関連して、「汚れているから掃除して対処するのではなく、『常に清らかでありたい』という思いを忘れないようにすることが、豊かな人生につながる」と話した。普段の心掛けが重要という教えだ。これを実践することで、何事に取り組むにもより良い結果につながるのでは。来年で法人化50周年を迎えるブラジル支部。節目を機にその精神をさらに広く伝えて、ブラジルの人々も身辺を清潔にし、心も磨かれれば一石二鳥?!

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