ホーム | Free | 大耳小耳

大耳小耳

 椰子樹社(多田邦治代表)が発行する歌誌『椰子樹』383号が19年12月に発行された。《移住時は貧困に生きしわれにして節約言えば若きら笑う》(梅崎嘉明)、《訪れし日のありありと首里城の火の海となる映像胸突く》(小池みさ子)、《民の幸・世界平和を願いたまう御即位宣言の天皇陛下》(阿部玲子)、《同胞に馴染みのうすいポレンタにイタリア餅と名前をつける》(武井貢)、《なす事の山積みにして病気するひまなしと言えば嘘に聞こゆか》(寺田雪恵)、《今日ひと日つつがなく過ぎ補聴器を外せば思わずためいき一つ》(杉田征子)、《友訪えば庭のフランゴ(鶏)つかまえてわれに馳走す正月料理》(神林義明)など今回も印象深い作品がズラリ。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 大耳小耳2017年5月20日 大耳小耳  柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)が213号を5月に発行した。《テーメルさん何とかしてよこの不況》(中山哲弥)と大統領に頼む作品を目にした日、皮肉なことにその本人が一番の苦境に立たされていた(詳細2面)。《冷蔵庫前にたたずみはて!なにを》(久保久子)を読んで、「私も、私も […]
  • 大耳小耳2020年2月11日 大耳小耳      ◎  インターネットの動画配信サイト・ユーチューブに、自分が撮影した動画を配信してアクセスを集めて収入を得る職業を「ユーチューバー」という。共同通信の記事によれば、日本人ユーチューバーがリオのファベーラに潜入して、ギャングなどの麻薬販売グループとおぼしき男性と一緒に […]
  • 大耳小耳2020年2月8日 大耳小耳     ◎  まだまだ日本には仕事があるようだ。本紙広告に出ているように「日本語不問」で「航空券、ビザ代、送迎費用も不要」という好条件な求人があるからだ。しかも職種は電子部品だから3K労働ではなさそう。年齢は男性が45歳、女性が40歳までと制限があるが、「経験者は相談可」なの […]
  • 大耳小耳2020年2月7日 大耳小耳      ◎  俳誌『朝蔭』483号が1月に刊行された。《どの木にも金の花咲く十二月》(杉本君枝)は、金色の飾りがいっぱい付けられたクリスマスツリーの様子を風流に詠ったもの。《火酒を酌みトライラ揚を歯切れよく》(菅野繁)は酒飲みには応えられない句。カリカリに挙げたトライラはピ […]
  • 大耳小耳2020年2月6日 大耳小耳  福島県庁による「令和元年度中南米・北米移住者子弟受入研修」が、1月22日~31日まで同県で行われ、その様子が今月4日にNHK福島放送局により「日系の外国人が見た“ふるさと”」という題名で放映された。ブラジルからは福島県人会の佐藤レヴィさんと村上アガタ・サユリさんが参加。約10 […]