ブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)は5日、経済基本金利(Selic)を年4・5%から、史上最低値の更新となる年4・25%に下げる事を決めたと、6日付現地紙が報じた。
Selicは昨年7月以降、9、10、12月と4回連続で0・5%ポイント(P)ずつ切り下げられており、昨年12月には「これ以上の利下げには慎重になるべき」と、利下げストップの可能性を見せていたが、今年初のCopomでは、5回連続となる利下げが行われた。
今回も中銀は「当面はこれ以上の利下げは行わない。昨年からの利下げの流れは一旦ストップするべき時期に入った」との考えを明らかにした。