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本田圭佑がボタフォゴへ=カズ以来の本格派日本人選手

「#Honda Chegou」とボタフォゴ側も本田の加入を大きく盛り上げている(ボタフォゴの公式インスタグラム@Botafogoより)

 80年代のカズ以来、実に30年ぶりに本格的に活躍しそうな日本人サッカー選手がやってくる――サッカー元日本代表の本田圭佑選手(33)はリオ市の古豪ボタフォゴと契約を交わし、7日(金)午後3時にリオ市の国際空港に到着する予定。

 本田圭佑選手は1986年に生まれ、大阪府摂津市出身。身長182センチ、体重74キロ。名古屋グランパスエイトで頭角を表し、海外雄飛してオランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアなど様々な国のクラブに所属した。なかでもイタリアでは名門ACミランに所属して背番号10を背負っていた。

 ボタフォゴは7日に彼を出迎え、8日(土)午前11時40分からホームスタジアムのニウトン・サントス競技場で入団記者会見を行うと発表した。8日の入団イベントでは、U17チームの親善試合や人気DJショーなども行う予定。会見後には本人がスタジアムでサポーターの前に姿を現す。開門は午前9時からで、腐らない食料1キロの寄付が入場料の代わり。

 本田の加入が噂になってから、サポーターたちはツイッターで、日本語の「#本田さんボタフォゴに来て」の書き込みを流行させた。今度はチーム側がポルトガル語の「#Honda Chegou」(本田が着いた)の意)を広めている。

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