ホーム | 日系社会ニュース | 優雅に京藤間流新年舞初め=地方門下生、若者も多数参加

優雅に京藤間流新年舞初め=地方門下生、若者も多数参加

 京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)の「新年舞初め」が2日正午から、在伯栃木県人会会館で開催され、池芝流日本舞踊の池芝緑苑代表、栃木県人会の坂本アウグスト会長らも出席したのをはじめ、約70人が優雅な舞に魅入った。
 当日は約30人が全29演目を披露した。新春の舞は、勘悦子会主による「梅」、田中千代子さんの「松」、勘靖子会主「寿の舞」から始まり、来賓の挨拶がした。

1986年の第4回発表会入場券を見せる楠本ルミさん

 京藤間流が欠かさず参加している文協芸能祭の実行委員会を代表して楠本ルミさんが出席し、「先日、母の遺品を整理していたら1986年10月12日開催の京藤間流日本舞踊師歴40周年記念の第4回発表会の入場券が出てきました。これも何かの縁だと思って、持参しました。それから34年以上も続いて、見る側も母から私の代になっていることは感慨深い。これからもずっと続けてほしい」と語って会場を驚かせた。

天井に手が届きそうな身長2メートルのルッカスさんの舞

 当日は、15年ほど前から教室が開かれているリベイロン・プレットの門下生らも参加。中でも「勝鬨(かちどき)」の勇壮な舞を披露したダシネン・テサリ・ルッカスさんは身長が2メートル近く、扇子を振り上げると天井に着きそうなほど。ただでさえ勇壮な舞に、さらに迫力が加わっていた。
 会主が振付をした、若者による琉球ヨサコイソーラン、ヨサコイソーランも元気に発表され、拍手を浴びていた。

次々に雅やかな踊りが披露された

 来場者の佐々木則一サントアマーロ文協元会長(85、二世)は「20数年前から、勘悦子会主に教えに来てもらっている。毎年この舞初めを楽しみにしている」と語った。
 午後4時頃に閉幕。勘悦子会主は「最後まで和気藹々とできて良かった。そう勘輝師匠に報告したい」と笑顔を浮かべた。日本舞踊に興味がある人は勘悦子会主(電話=11・3209・2137/11・97675・3161)まで。

image_print

こちらの記事もどうぞ