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憩の園慈善ビンゴ大会、29日=入居者家族が初めて主催

来社した皆さん

 高齢者福祉施設「憩の園」の入居者家族を中心とした「憩の園の家族と友人グループ」が主催、社会福祉法人救済会(佐藤直会長)が後援する「慈善ビンゴ大会」が29日午後1時~午後5時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の静岡県人会会館(Rua Vergueiro, 193)で開催される。
 入場協力券20レアルで、豪華景品が当たるビンゴ券が4枚ついてくる。会場では弁当、飲み物、ケーキ、かき氷等が販売される。

入居者家族の皆さん

 このイベントを企画した「憩の園の家族と友人グループ」は、49の入居者家族らを中心として2017年に設立。メンバーの1人で母親が入居者の竹田ミサエさんは「家族を預けるだけじゃなく、他の家族と交流したいと思った」と話す。
 その後、竹田さんは2人の女性メンバーと「一緒に憩の園の役に立つ事をしよう」と話し合い、昨年11月に憩の園でビンゴ大会を企画。その時は家族と友人のみだった。
 今回はムロハシ・ケイゾウさんが静岡県人会の原永門会長と話して会場を貸してくれることになり、一般の人にも開放してイベントを行うことになった。当日は入居者も訪れるという。
 佐藤会長と吉岡黎明副会長は「1958年にドナ・マルガリーダが2人の男性と集まって憩の園が作られたように、今度は入居者の家族が集まってこのイベントが企画された。役員会も喜んで手伝いたい」と語る。

2年前に初めて設立した「憩の園の家族と友人グループ」

 来社した竹田さん、ムロハシさん、佐藤会長、吉岡副会長は「これが上手くいったら、また別のイベントをやることも考えています。是非遊びに来てください」と来場を呼びかけた。
 入場協力券は憩の園(電話=11・3208・7248/2480・1122)で販売している。問い合わせも同事務所まで。

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