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ロナウジーニョがパラグアイで事情聴取=偽造パスポート疑惑で

ロナウジーニョ(中央)と兄のアシス氏(右)(パラグアイ検察)

 4日夜、パラグアイの首都アスンシオンで、サッカーの元名選手ロナウジーニョ・ガウッショが、偽造パスポートや偽の身分証明書を使用した疑惑で宿泊先のホテルで警察に拘束され、事情聴取を受けた。
 ロナウジーニョはこの日、商用のため、マネージャーで兄のアシス・モレイラ氏と共にアスンシオンに来ていたが、宿泊していたホテル「リゾート・ヨット&ゴルフ・クラブ」で警察に拘束された。
 パラグアイ警察と同国国務省関係者は、同国識別局が入国管理局に、ロナウジーニョとアシス氏が持っているパラグアイ発行のパスポートに不審な点があると通達したとの連絡を受け、ホテルに向かった。
 パラグアイ警察は、二人が泊まっていたスイートルームに行き、パラグアイのパスポートと身分証明書、ならびに2人の携帯電話を押収した。
 同国検察によると、2人が持っていたパスポートの番号は、今年の1月にパラグアイ市民のために発行されたパスポートのもので、パスポートに記載された国籍はパラグアイになっている。
 二人は5日の午前中に事情聴取を受けたが、二人がなぜ、パラグアイのパスポートを持って同国に入ったのかは、まだ明らかになっていない。パラグアイはブラジルと同じく南米共同市場(メルコスル)加盟国なので、入国の際にパスポートを使う必要はなかった。
 二人に偽造パスポートなどを渡したと見られるブラジル人企業家と、書類の偽造に関与したと思われるパラグアイ人女性2人は、既に逮捕されている。
 同国の司法当局は、偽造書類を使って入国しようとしたにも関わらず、二人の入国を許可した入国管理官も、不正に関与していた可能性があるとして捜査をはじめた。
 二人はグアルーリョスの国際空港ではブラジルの身分証明書を使用しており、飛行機を降りてから偽造書類を受け取ったと見られている。
 2人は2015年に、環境破壊の裁判で有罪判決を受けており、罰金と賠償金を払うまでは、国外に出ることや書類を更新することが禁じられていた。また、二人のパスポートは2018年11月に没収されており、昨年9月に、パスポート返却の条件として、賠償金を支払うことに合意していた。
 なお、ロナウジーニョとアシス氏が5日にパラグアイの検察で事情聴取を受ける前、パラグアイの警察官がロナウジーニョに記念撮影を求めており、一緒写った写真がネットに掲載されて話題となった。(5日付G1サイト、19年9月12日付G1サイトより)

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