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《ブラジル》国庫担当局長、1・1%成長に不満=「落ち着いて眠れない」とも

 ブラジル国税庁(正式名称は国税庁特別局)管轄の、国庫担当局長マンスエト・アルメイダ氏は5日、「ブラジルの経済成長のペースはとても遅く、社会全体に不満がたまっている」と発言した。
 この発言はブラジリアで行われたイベントでのもので、「ブラジルはまだ困難が山積みだ。もし誰かが、『落ち着いて眠れますか』と質問してきたとしたら、私の答えは『いいえ、全く落ち着いてなんか眠れません』だ。私は心配でたまらない。それは国の経済成長が遅々として進まないからだ。ブラジルのような新興国のGDP成長率が1%そこそこなんてことは普通じゃない。この国にはまだ、最低限の生活レベルに達していない人が沢山いるし、社会格差がとても大きい。それなのに国全体の経済成長率が1%しかないんじゃ、様々な階層の人々の間でフラストレーションがたまっても当然だ」というものだ。

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