ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》WHOのパンデミック宣言で株式大暴落=1週間で2度目、サンパウロ株式市場初=原油急落で歳出制限検討の最中

《ブラジル》WHOのパンデミック宣言で株式大暴落=1週間で2度目、サンパウロ株式市場初=原油急落で歳出制限検討の最中

ゲデス経済相(Wilson Dias/Agência Brasil)

 11日午後、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界流行)宣言を行ったことを受け、サンパウロ株式市場が再び大暴落した。1週間のうちに2度目のサーキット・ブレーカー発動は同株式市場初。宣言発表直後の午後3時14分には株式指数が10%以上落ち、9日に続くサーキット・ブレーカー発動となった。9日に起きた今世紀最大の株価大暴落の原因にもなった原油価格の急激な下落の後、10日にいったん約7%回復したが、翌11日に最大時で12%の再暴落となった。9~10日の混乱を受け、ゲデス経済相らが対応策を練っていた矢先の出来事だった。

 11日17時現在、為替もドル高が進んでおり、為替は1ドル=4・72レアル、株式指数は少し戻して8・53%減の8万4348・7ポイントとなった。

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