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コロナ=サンベルナルド市長が入院=45歳のモランド氏UTIに

 サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポのオルランド・モランド市長(民主社会党・PSDB)が新型コロナウイルスに感染した上、体調が悪化して集中治療室(UTI)に入院したことが明らかになった。29日付現地サイトが報じている。 
 サンベルナルド市役所によると、モランド市長の入院は、29日に自宅を訪れた担当医の判断で決まったという。担当医によると、血中酸素量が著しく落ちていたため、最悪の事態になる前に、サンカエターノ・ド・スル市のUTIに入院させることに決めたという。 
 モランド氏の発症は23日で、24日に感染症との診断が出たため、自宅隔離を行っていた。コロナウイルスに感染したことは、市長自身が、25日に出た検査結果を見せながら、動画で明らかにしたが、その際もかなり咳き込んでおり、話題となっていた。 
 また、市長夫人でサンパウロ州議員でもあるカルラ・モランド氏も、検査で陽性反応が出たことを明かしている。 
 モランド市長は45歳で、ハイリスクグループには入っていなかった。 

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