fbpx
ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》クーデター記念日=「自由を獲得した偉大な日」=モウロン副大統領らの発言で波紋

《ブラジル》クーデター記念日=「自由を獲得した偉大な日」=モウロン副大統領らの発言で波紋

 3月31日、1964年に軍事クーデターが勃発した日を記念し、軍人閣僚たちが祝福する発言を行い、国民の強い反発を招いた。同日付現地サイトが報じている。
 これはまず、3月30日にフェルナンド・アゼヴェド・エ・シウヴァ国防相が、自身のSNSを通じて「3月31日はブラジルが自由を獲得した日」と書いて問題になっていたが、翌31日、アミウトン・モウロン副大統領のツイートで、騒ぎがさらに大きくなった。
 モウロン副大統領はこの日に関して、「56年前に、国民を揺るがした混沌や汚職を軍が食い止めた。カステロ・ブランコ将軍が当選した大統領選で、ブラジル再編が本格的にはじまった」というツイートを流したのだ。
 この発言でツイッターが荒れ、ツイッター上では「ディタドゥーラ・ヌンカ・マイス(軍政は2度とごめんだ)」のハッシュタグが、ブラジル国内で1位になった。
 現在、コロナウイルス対策に関するボルソナロ大統領への反感で、軍部がボルソナロ氏を離れ、モウロン副大統領支持に回っているとの報道も一部で上がっているが、その最中に、国民の支持を揺るがすような発言を行ったことになる。
 ボルソナロ大統領も同日、この日のことを「自由を獲得した偉大な日」と呼び、三月革命(軍事クーデター)を称賛する発言を行っている。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2020年10月16日 東西南北  サンパウロ市の市長候補で、現時点の世論調査で支持率トップのセルソ・ルソマノ氏が、13日に開かれたサンパウロ州商業協会の会合で、「クラコランジア(麻薬常習者の密集地区)の路上生活者は入浴しないからコロナに対する抵抗力がより強い」と発言し、物議を醸した。入浴とコロナへの抵抗力との […]
  • 《ブラジル》行政改革は来年に持ち越し=下院議長が見解を示す=経済省も税制改革先延ばし2020年10月14日 《ブラジル》行政改革は来年に持ち越し=下院議長が見解を示す=経済省も税制改革先延ばし  マイア下院議長(民主党・DEM)が11日、行政改革は2021年に持ち越されるとの見解を示したと同日付現地紙サイトが報じた。経済省も9月末に、選挙が近い事などを理由に諸改革にまつわる動きを止めているため、税制改革も来年以降になる見込みだ。  マイア議長の発言はグローボ […]
  • 《ブラジル》コロナ死者数15万人突破=3週連続で感染減少だが高止まり2020年10月14日 《ブラジル》コロナ死者数15万人突破=3週連続で感染減少だが高止まり  世界保健機関(WHO)は13日、ブラジルでのコロナ感染が減速傾向にあるとの見解を表明した。ただし、ブラジルの感染者や死者は今も高どまりの状態にあり、12日の感染者は510万3408人、死者も15万689人に達している。  WHOの見解は13日付のTVニュースなど […]
  • 東西南北2020年10月14日 東西南北  12日の「子供の日」直前の10日、新型コロナの感染拡大で3月21日から営業を停止していたサンパウロ大都市圏の伝統的な遊園地シダーデ・ダス・クリアンサスが営業を再開した。サンパウロ大都市圏と他の5地区は外出規制が第5段階中の4番目の「緑」になり、文化施設などの営業再開が可能とな […]
  • 特別寄稿=激戦となったサンパウロ市議会選挙=55議席に候補者2千人=サンパウロ市在住  駒形 秀雄2020年10月14日 特別寄稿=激戦となったサンパウロ市議会選挙=55議席に候補者2千人=サンパウロ市在住  駒形 秀雄  11月15日投開票でブラジル各市町村の首長と議会(議員)の選挙が行われます。  4年に1度の今回の選挙は、新型コロナウィルスのパンデミック下での選挙なので、集会などの選挙運動は行われず、従来と相当異なった選挙結果が出ると思われます。  私共に身近なサンパウロ市議会 […]