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国際交流基金がオンラインで=若手監督の日本映画を紹介

JFFオンライン上で公開されている映画の冒頭ページ

 国際交流基金が立ち上げたオンライン事業「Japanese Film Festival」(JFF)が、日本若手監督によるインディーズ映画の無料オンライン配信(https://www.japanesefilmfest.org/streaming/)を開始した。外国向けに日本映画の若手監督作品を紹介する意欲的な取り組みだ。
 3月5日からの3カ月間の期間限定で公開しており、会員登録は不要。
 若手映画監督とアーティストの登竜門となっている、映画と音楽を掛け合わせた映画祭「ムージック・ラボ(MOOSIC LAB)」で2017年と18年に入賞した12作品がオンライン視聴できる。字幕は英語。
 上映作品は次の通り。▼大学の映画研究会所属の主人公と仲間たちが撮影に奔走する姿を描いた異色作『聖なるもの』(監督:岩切一空)
▼孤独な女子高生と転校生の交流を描いて同映画祭の観客賞を受賞した青春ドラマ『少女邂逅』(監督:枝優花)
▼同映画祭で準グランプリ、ベストミュージシャン賞、女優賞の3冠に輝いた青春ストーリー『なっちゃんはまだ新宿』(監督:首藤凜)
▼男女の間に友情は本当に存在するのか? アラサー女性編集者がたまたま出会ったレンタル“オトコトモダチ”の物語『月極オトコトモダチ』(監督:穐山茉由)
▼音楽を通じて出会った、幸福も不幸も知らない少年少女たちの不器用で空虚で美しい一夏の記憶。静かで孤独な青春映画の傑作『暁闇(ぎょうあん)』(監督:阿部はりか)
▼渡辺紘文監督とロックバンドのトリプルファイヤーが組んだ人間ドラマ。現実と虚構を行き来しながら映画作りや観ることの意味を問う作品『普通は走り出す』(監督:渡辺紘文)
▼未来へと向かう10代の少女たちの姿を即興芝居で紡いでいく青春映画『無限ファンデーション』(監督:大崎章)
▼文章でしか自分の思いを伝えられない女子中学生を描いて同映画祭の長編部門で観客賞と最優秀女優賞に輝いた青春ドラマ『書くが、まま』(監督:上村奈帆)
▼海辺の町を舞台に描かれる、次世代の青春群像劇『左様なら』(監督:石橋夕帆)
▼恋をしてストーカーになり起きた出来事を綴ったラブコメディ『ドキ死』(監督:井上康平)
▼変わらない毎日に辟易していた男が、昔好きだった「後ろ向きアイドル」に山手線の車内で遭遇したことから始まる物語『内回りの二人』(監督:柴野太朗)
▼工業地帯の河川敷で凶悪な殺人事件が起きて、その記事を読み、犯人が昔のバイト先の後輩だったと知った主人公の物語『日本製造/メイド・イン・ジャパン』(監督:松本優作)


□関連コラム□大耳小耳

 映画監督とアーティストの掛け合わせによって映画を制作し上映する映画祭「ムージック・ラボ(MOOSIC LAB)」は、2012年から始まり、数多くの新進気鋭監督や若手俳優だけでなくミュージシャンも輩出してきた。現在、オンラインストリーミングによるドラマ・映画視聴が当たり前になっているが、取り扱われるのはヒット作がほとんど。実験的なインディーズ作品を楽しみたい人は是非見てみては。

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