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《ブラジル》レジーナ文化特別局長が極右人事拒否=就任直後にドタバタ

 「ロックは悪魔の音楽」などの発言で話題になり、一度は職務を解雇されていた国立芸術財団(FUNARTE)の元会長が5日に再就任したことが問題となり、同日のうちに就任が無効とされた。5日付現地紙、サイトが報じている。
 ダンテ・マントヴァーニ氏は3月、有名女優レジーナ・ドゥアルテ氏が鳴り物入りで連邦政府の文化特別局長に就任した際、解雇された。だが5日朝、連邦官報に同職復帰と掲載されていた。
 クルゾエ誌が同日、レジーナ氏に行った取材を公表。彼女はマントヴァーニ氏の再就任のことに触れた際、「私はボルソナロ大統領に必要とされていない」と語り、不満を表明していた。
 だが、ボルソナロ大統領が同日中にレジーナ氏と会談、マントヴァーニ氏の就任は無効にされた。無効署名にはヴァルテル・ブラガ・ネット官房長官が応じた。
 マントヴァーニ氏は本来、オーケストラの指揮者。FUNARTE会長だった昨年、「ロックは薬物やセックス、中絶を推進する音楽」と呼び、物議を醸した。

 同氏は、ナチスのゲッベルス宣伝相を模倣した動画が問題となって解任されたロベルト・アルヴィム氏の指名で、FUNARTE会長に就いていた。両氏は共に極右思想家のオラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏の弟子だ。反オラーヴォ派のレジーナ氏が文化局内部でオラーヴォ派と対立し、内紛を起こしていることはかねてから報じられている。

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