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コロナ災禍 連帯メッセージリレー(9)=「手を取り合って一緒に!」=料理宅配開始、SNSで連絡維持=汎ソロカバナ日伯連合文化協会=会長 纐纈俊夫

纐纈(こうけつ)俊夫汎ソロカバナ日伯連合文化協会会長

纐纈(こうけつ)俊夫汎ソロカバナ日伯連合文化協会会長

 恐ろしい疫病、新型コロナウイルスが我が国にもやってきました。世界保健機関はパンデミック宣言を出し、ウイルス拡散を防ぐため各地の州政府はクアレンテーナ(検疫)を発令し、連邦政府は企業や労働者への損失を軽減するための緊急援助措置を実施しました。
 州などの自治体の要請で学校が休校し、商業施設の一時閉鎖など社会の様々な分野の活動が停止しています。
 当連合会も政府の指示に従い、活動を停止しており、他の団体も「年内の開催は不可能」と判断してイベントをキャンセルしています。
 活動停止により打撃を受けるであろうと考えた結果、私たちの団体では管理費を維持するため料理宅配サービスをはじめました。得た収益をそれぞれの支部の管理費に充てており、連合に属する所属団体は今のところ財政的に大きな問題はありません。
 また、会員間や団体間のコミュニケーションもソーシャルネットワーク(SNS)を活用しています。
 しかし、クアレンテーナ(検疫)が長く続けば、大きな悪影響が出るのではと懸念しています。全ての活動が通常通り出来るようになっても、コロナウイルスによって受けた経済への打撃や、日常的習慣の変化は私たちのこれまでの活動を妨げるかもしれません。
 日本で働くデカセギ達もコロナによる悪影響にひどく翻弄されるのではないかと心配を募らせ、日本を取り巻く現状を知るためにメディアやソーシャルネットワークを追う日々です。
 日本でもブラジルと同様の措置が講じられていますが、多くの災害を乗り越えてきた日本人達はこの緊急事態に対し、規律をもって対応している様に見えます。
 習慣についても日本は、元々の文化として玄関先で靴を脱ぎ、予防のためにマスクをしていることも、ブラジルとは違う点かもしれません。とはいえ、未だ渦中にある日伯間の違いを比較し、断言するにはまだ難しいところです。

JUNTOS!中南米対日理解促進交流プログラムで協会と交流した青年たちとともに記念写真


 さて私たちは、連合でこれから発生しうる不利な状況をどのように対面したらいいでしょうか? コロナウイルスが過ぎ去った後の問題をどう解決したらいいでしょうか? 私たちがこの困難を乗り越える唯一の手立ては、協力し合うことであると信じています。
 「手をとりあって、一緒に進みましょう」―サンパウロの文協の考えに沿って、よりいっそう団結し、先祖から受け継がれた文化を維持しながら新しい持続可能な道を再び発見するために!

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