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コロナ災禍=連帯メッセージリレー(10)=連帯とは絆を強め、助け合うこと=活動が麻痺、収入減で運営費困難=リオ州日伯文化体育連盟 会長 松浦實

松浦實(みのる)会長(Foto Aldo Shiguti)

松浦實(みのる)会長(Foto Aldo Shiguti)

 ブラジルのほとんどの町に広まった新型コロナウイルス。国の経済対策は進んでいるようですが、政治はなんとも言い難い状態に思えます。
 リオデジャネイロ州では全ての協会が麻痺している状態です。連盟もイベントのキャンセルにより収入が失われ、一部の会員が退会しており、運営経費捻出も危うくなっています。
 対面会議ができなくなりオンライン上で会議を行い、日本語教育もインターネットやスマホによるコミュニケーションツールで連絡を取り合っています。
 社会的隔離は新型コロナウイルスへの対策として、今のところ最有力策です。ですが、バランスのとれた食事や適度な運動、精神衛生を保つことも対策のひとつです。最終的にこの社会的隔離を打破するためにはマスク着用と、アルコール消毒を徹底すること、帰ったら靴を家の外に置き、石鹸で手洗いやシャワーをすることが大事です。
 私たちは不確実な世界に生きています。パンデミックは個人主義的な生き方に疑問をなげかけました。様々な現実において他者について考える場を設けなければいけません。他人が対面する「現実」を理解することで、日々の生活に関わる全ての人がどれほど重要だったか知るでしょう。
 もしも医療に携わる人、私たちが日々食べる食料を作る生産者たち、小包を届けてくれる配達員がいなかったら何がおこるでしょう?

 私のなかで「連帯」とは人間が持つ基本的な行動であり、絆を強くし助け合う事であると考えています。「私」や「あなた」にとって何が良いのかだけでなく、「みんな」について考える必要があります。
 ほんの小さな行いでも皆のために何かすることは心を養いますし尊厳をもたらします。さらに共有することで大きな幸せになります。
 誰かを助け、喜びや良い雰囲気を分かち合い、恐怖心を克服しましょう。他者との関係において新たな視点は開かれます。

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