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《ブラジル》政府所有の不動産9件売却=評価額は964万レアル

売却物件の候補となったアパートの一つ(Wilson Dias/Agencia Brasil)

 経済省国家資産管理運用局(SPU)が、ブラジリアのアザ・スル区にある政府所有のアパート8軒と、ラゴ・スル区にある家屋1軒を売却する方針を固めた。同局によると評価額は計964万レアルだという。
 これらの不動産の競売は公式サイト(Imoveis da Uniao)で行われ、3軒のアパートと家屋1軒は19日、残り5軒のアパートは28日に競売にかけられる。
 競売に関する規定と各物件の写真は公式サイトに記載されている。関心のある人は、連邦直轄区の国家資産監督局(Superintendência do Patrimônio da Uniao)で予約の上、現地を訪問する事が出来る。アパートの評価額は90万9千レアルから101万レアル。ラゴ・スル区の家屋の売却額は、最低204万5千レアルとなっている。

 関心のある人は、前述の公式サイトの電子競売システム(Sistema de Concorrencia Eletronica、SCE)に入札額を記載して競売に参加する必要がある。
 競売は全て、ヴァーチャルシステムで行われる。競売に参加する人は、手付金として入札額の5%を支払わなければならないが、落札できなかった場合、手付金は全額返済される。
 SPUによると、今後も連邦直轄区内にある国家資産の不動産30点を売却する予定で、準備を進めているという。(15日付アジェンシア・ブラジルより)

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