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東西南北

 15日はいよいよ全国市長・市議選だが、ぶっそうなニュースも飛び交っている。それは「候補者の命が狙われている」というもので、サンパウロ州などで候補者襲撃が相次いでいる。サンヴィセンテ市では11日朝、市長候補のソランジェ・フレイタス氏(民主社会党・PSDB)とスタッフが乗った車に4発の銃弾が浴びせられたが、防弾車だったために難を逃れた。同氏はそれ以前にも脅迫を受けている。また、9日朝はグアルーリョス市市議候補のリカルド・モウラ氏(自由党・PL)がネットでの中継中に、何者かから銃弾2発を浴びた。幸いにして、同氏も命には別状なく、10日に病院を退院した。民主的な方法で民意を表すのが「選挙」。市政への思いは、暴力でなく、投票用紙に託してみるべきだろう。
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 18年12月23日に起きた、ルアン・シウヴァ・デ・オリヴェイラちゃん(3)が線路上を歩いているところを電車に轢かれて亡くなった件に関し、サンパウロ州地裁は聖市地下鉄に対し、20万レアルの賠償金を遺族に支払うよう命じた。この事故は、年末を海岸で過ごすためにジャバクアラ駅へ向かっていた家族に連れられたルアンちゃんが、1号線サンタクルス駅で誤って下車してホームに取り残されてしまい、家族が乗った電車を追いかけるようにしてホームの端の柵をこえて線路に降りたが、小柄なため、子供が前方を歩いていることに気づかなかった電車に轢かれたものだった。 
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 11日、サッカーのブラジル杯の準々決勝第1試合が行われ、パルメイラスが本拠地でのセアラー戦を3―0で圧勝。サンパウロが敵地マラカナンでのフラメンゴ戦を2―1で振り切り、展開をかなり有利にした。パルメイラス、サンパウロともに、同カードの第2戦は18日に行われるが、準決勝進出を確実に決めて欲しいところ。

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