ホーム | 日系社会ニュース | サンパウロ市市長選=日系人が副市長立候補=「移民」と「教育」公約に

サンパウロ市市長選=日系人が副市長立候補=「移民」と「教育」公約に

シマブクロ副市長候補(PSTU党サイトより)

シマブクロ副市長候補(PSTU党サイトより)

 今年のサンパウロ市市長選には珍しく日系副市長候補がいる。ヴェラ・ルシア率いる左派・統一社会党(PSTU)から立候補しているルーカス・アントニオ・ニイズマ・シマブクロ氏(38、サンパウロ出身)だ。
 父方は沖縄県移民と母は福島県移民のルーツを持ち、サンパウロの市立教師の経歴を持ち、「移民」「教育」へ着目した公約を掲げている。
 「党ではハイチやボリビアの移民問題が頻繁に議論されていますが、祖母が私に話してくれた当時の移民問題に通じるところが非常に多い」と指摘。父方の家系が渡伯したのは約100年前と古い。
 新型コロナウイルスの流行で「人種差別問題がより明るみになった」と訴える。エドゥアルド・ボウソナロ下院議員(PSL-SP)が中国とコロナ禍を関連付けた発言を繰り返している事から「アジア系コミュニティへの差別を助長している」とも付け加えた。
 「今や黒人、女性、LGBT、移民は最も抑圧されていると国際的に討論がなされています」とし、社会的弱者救済への関心の高さを伺わせ、労働者が評議会を通じて統治する社会主義政府を後押しする。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》コロナ禍=噛み合わない保健相発言=4週連続で感染増でも「増加なし」=緊急接種は公立機関のみ2020年12月4日 《ブラジル》コロナ禍=噛み合わない保健相発言=4週連続で感染増でも「増加なし」=緊急接種は公立機関のみ  パズエロ保健相が2日、「これ以上、社会隔離やロックダウンについて語る必要はない」と語り、物議を醸した。  また同日、国家衛生監督庁(Anvisa)は治験中のワクチンの緊急接種の可能性を示唆したが、同相は対象は公立医療機関限定と発言するなど、コロナ禍を巡るその政策や認 […]
  • 特集=ブッフェ奄美杯=マレットゴルフ大会=尾崎さんが総合V=コロナ禍で3クラブ競技2020年12月4日 特集=ブッフェ奄美杯=マレットゴルフ大会=尾崎さんが総合V=コロナ禍で3クラブ競技  『2020年度ブッフェ奄美杯忘年親睦マレットゴルフ大会』が11月29日午前10時30分から、サンパウロ州ヴァルジェン・グランデ・パウリスタ市の「ブッフェ奄美」隣接マレットゴルフ場で開かれた。コロナ禍のため今回は持ち回り優勝杯なしで、国士舘、イビウーナ、ピエダーデの3ク […]
  • 《サンパウロ市》10月に5552軒の家屋を販売=昨年同月比で38%の増加2020年12月4日 《サンパウロ市》10月に5552軒の家屋を販売=昨年同月比で38%の増加  サンパウロ商用・住宅不動産売買・賃貸・管理業者組合(Secovi-SP)は1日、サンパウロ市では新築家屋の販売が好調で、10月の家屋販売数は昨年同月比38%、前月比でも7・9%増の5552軒に達したと発表したと同日付現地サイトが報じた。  サンパウロ市での家屋販売は […]
  • 東西南北2020年12月4日 東西南北  サンパウロ州検察局は1日、元サンパウロ市文化局長のアレッシャンドレ・ユセフ氏や飲料大手のアンベブ、観光公社のSPトゥリスなどを起訴した。これは、今年のサンパウロ市カーニバルの市内のブロッコ行進に関連した契約での不正を問題視したもの。起訴状では、路上カーニバルに関連した、飲料水 […]
  • 《サンパウロ州》州道通行料が値上がり=例年なら7月の調整が今2020年12月3日 《サンパウロ州》州道通行料が値上がり=例年なら7月の調整が今  例年なら7月1日に調整されるサンパウロ州の州道の通行料が、新型コロナのために5カ月先延ばしされ、12月1日に調整された。  料金調整の対象となったのはアンシエッタ、イミグランテス、アニャンゲーラ、バンデイランテス、プレジデンテ・カステロ・ブランコ、ラポゾ・タヴァレス […]