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《ブラジル》黒人殺害事件=主任「聞こえなかった」と証言=被害者助け求める動画と食い違い

 19日にリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレのスーパーマーケットで起きた、白人警備員2人による黒人男性ジョアン・アルベルト(通称ベト)・フレイタス氏の殺害事件で、現場に立ちあった店の主任と目撃者の証言に食い違いがあることがわかったと、24日付現地サイトが報じている。
 事件当日は、白人警備員がベト・フレイタス氏に暴行を加えているところに、スーパー「カルフール」主任のアドリアナ・アウヴエス・ドゥットラ氏が立ち会っていた。同店の別の責任者によると、「私が現場に駆けつけたとき、アドリアナは私に事態はうまく収められていると告げたが、とてもそのようには見えなかった」と警察に証言を行っている。

 また、アドリアナ主任は警察に対し、「ベト・フレイタス氏が助けを求めていたのは聞こえなかった」と証言していた。だが、カルフールの別の顧客が録画した暴行現場の映像では、ベト氏が助けを求めている姿が映し出されていた。
 事件から4日後の23日、同店舗は営業を再開した。だが、事件直後に抗議行動参加者による破壊行動なども起きた店は、再開後も人はまばらで、事件の社会的影響の大きさを物語っていた。

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