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4県人会団結して弁当販売=年末に予約完売、大盛況

4県人会で集まっての集合写真

4県人会で集まっての集合写真

 滋賀県人会(山田康夫会長)と群馬県人会(磯白田ネウザ会長)、ブラジル福島県人会(今井由美マリナ会長)、東京都友会(鈴木ワグネル会会長)の4県人会が、旧年12月13日に「冷やし中華&唐揚げ弁当販売」を開催して予約完売した。「冷やし中華」は170食、「唐揚げ弁当」は270食を販売、デザートのシュークリームは約360個、また各弁当にセットされていた福島県人会が作った特性カップケーキも大好評で、大盛況で令和2年を締めくくった。
 滋賀県人会は8月に「特製カレー&シュークリーム祭り」、東京都友会は9月に埼玉県人会、宮城県人会と「ドライブスルー屋台祭り」を、群馬は10月に三重や岐阜と「がんばろう! みんな、元気! Juntos!」を行うなど、コロナ禍でも活発にイベントを行った。そこに福島県人会が加わって今回のイベントを開催した。
 会場を提供した滋賀県人会の山田会長は「1年の締めくくりで完売御礼。皆さん本当にありがとう! 県人会同士団結して本当によかった!」と感想を述べ、「冷やし中華は持ち帰りに最適な麺の硬さや出汁の量、からあげはご飯に合う味を決めるなど、皆で何度も試行錯誤をしました。やはりお金をいただく限りはしっかりしたものを出したい一心で取り組みました」とこだわりを語った。
 白田会長は「10月のイベントと同じく団結できました。また合同イベントを行いたいです。人手が足りずイベント開催を躊躇している県人会にも手伝いに行きますので、気軽に連絡してください」と呼びかけた。
 福島県人会はコロナ禍のイベントは今回初めて。新年にイベント開催も考えているという。今井会長は「皆さんの力があったからこそこのイベントが開催できた。久しぶりに会って話すこともできて嬉しい。来年は福島県人会主催でのイベントも考えているのでお楽しみに」と満足気に語った。
 東京都友会会長代理のオオハシ・フジタ・プリシラ・アヤさんと同会メンバーのホンダ・スージー・サチエさんは「コロナ一色の1年でしたが、こういった集まりに参加して手伝い、話すことでストレスが取れました。来年はコロナ禍が終息してより大きなイベントができることを願います」と声を揃えて述べた。

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