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国家衛生監督庁がレムデシビルを承認

 国家衛生監督庁(Anvisa)が12日、12歳以上、体重40キロ以上、肺炎を起こして入院中という条件付で、ウイルスの複製を防ぐとされるレムデシビルをコロナ治療薬に認めた。Anvisaは回復率が高く、死者も出ていないと説明した。
 米国では初のコロナ治療薬として昨年5月1日に緊急使用許可を承認したのを受け、日本でも直後に特例承認された。その後、米食品医薬品局(FDA)は10月に正式承認していた。
 ただし、WHOは昨年10月、「死亡率の改善にはつながらない」との見解を出しており、同薬に対する評価は定まっていない。

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