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《ブラジル》保健省=ワクチン取得予定に遅れ?=4月は985万回分も減少

ワクチン取得予定数の表(23日付G1サイトの記事の一部)

 保健省による新型コロナの予防接種ワクチンの取得予定数に修正が加えられ、予防接種計画に再び遅れが生じる可能性があると23日付現地サイトが報じた。
 保健省は15日、ロカリザSUSというプラットフォームに、4月のワクチン取得予定数は5717万9258回分と記載していたが、19日の時点では4732万9258回分に減らされていた。
 保健省によると、4月の取得数削減は、ファイザー社製100万回分とオックスフォード・ワクチン885万回分の取得が遅れるからだという。
 3月分については、3809万7600回分取得との見通しを維持しているが、この内の800万回分はインドの製薬会社バーラト・バイオテックのコヴァクシンだ。このワクチンはまだ国家衛生監督庁(Anvisa)への緊急使用許可申請が出ていない。Anvisaの審査には10日間かかり、同ワクチンが今月中に輸入、使用される可能性は少ない。

 保健省は5月についても、見通しを69万回分削減している。同月は、オズワルド・クルス財団(Fiocruz)の納入予定数が2500万回分から2681万回分に増えたが、ファイザー社のワクチン250万回分が削除されたためだ。
 同社製のワクチンは、上半期に1351万8180回分、下半期に8648万2890回分とされているだけで、具体的な納入日が決まっていないという。
 モデルナ社のワクチンは購入契約がまとまっておらず、取得予定数には入っていない。保健省によると、同社との契約がまとまれば、今年中に1300万回分を取得できるという。

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